兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
一般感染症
感染性胃腸炎は全体的に概ね横ばいです。RSウイルス感染症は2ヶ月弱ぶりで減少しました。他のエリアでもRSウイルスの減少傾向が報告されており、このまま減少傾向が続くことを期待したいところです。
COVID-19関連
PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(7/22から7/29)で⊿+60人と上昇傾向がさらに強まっています。本日7/30(金)から報道などでも第5波と言われるようになったようです。
PCR陽性者数、陽性率の上昇度は第4波と同程度の印象ですが、この先どこまで上昇するかは予想し得ません。
現在増加フェーズの第4〜5週です。第4波では4/1頃に相当します。
両者の陽性者全体における年代別百分率を見てみましょう。
70歳以上が非常に少なく、50〜60代も前回より減少し、10〜40代は増加しています。
また高齢者が少ない分、重症率(=重傷者÷(入院者+宿泊療養者))も明確に低くなっています。
これが高齢者のワクチン接種が進んだ結果なのかは分析を待つ必要がありますが、高齢の感染者数が少ないと重症者・死亡者数とも減ることが期待されるのでこの傾向が続くことを願っています。
感染対策を続けましょう
感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻
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