兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
一般感染症
手足口病・ヘルパンギーナは高水準を維持しており、手足口病は感染性胃腸炎に迫る勢いです。
近年エンテロウイルス類感染症で教科書的でないケースをしばしば経験しますが、手のひらや足の裏の赤いポツポツや、口内炎、口腔内の赤いポツポツにご注意下さい。
COVID-19関連
PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(9/16から9/23)で⊿-179人と大幅な減少が続いています。非常事態宣言が解除予定の1週間後にはほぼボトムまで下がっていると予想されます。
懸念された急激な死亡数の増加は先週・今週と減少傾向で小康状態に向かいつつある印象です。このまま増加せず経過することを期待したいところです。
陽性者全体における年代別百分率を見てみましょう。
- 10歳未満の増加傾向
- 70歳以上の増加傾向
といった傾向は先週から大きく変わりません。
また高齢者の動向に伴って重症率も漸増中です。
10歳未満が増加中とのことで、小学生以下のお子様がおられる家庭はご留意下さい。
感染対策を続けましょう
感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻
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