兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
※インフルエンザの縦軸は右のものです
今週はRSウイルス感染症が増加中であること以外は大勢に変化はありません。
麻疹
麻疹の報告数は他の感染症より1週ほど遅く現時点のデータは4/4時点のものです。
新規報告は0名と先週に引き続き良好な経過です。
インフルエンザ
下のグラフはインフルエンザの直近1年間の推移です。
報告数は順調に減少しており長らく続いた集計上のトップの座から第3位にまで下がってきました。
とはいえ絶対数は多く、現場的にもまだまだ見かけています。
COVID-19
下のグラフはCOVID-19の直近1年間の推移です。
2023年5月に5類感染症になったのに伴い定点観測に移行したためグラフは同時期からのものとなります。
増加・減少を繰り返しながらも、トレンドとしては横ばいと見るのが妥当なようようです。
溶連菌性咽頭炎
下のグラフは溶連菌性咽頭炎の直近1年間の動向です。
溶連菌性咽頭炎はトレンドは減少傾向のように思われます。
下のグラフはRSウイルス感染症の直近1年間の動向です。
RSウイルス感染症
先週の横ばいから増加しました。
季節的にも増加傾向と思われます。
お子さまは水っぱなを伴うしんどそうな咳、高齢者は鼻詰まりを伴う風邪症状にご留意下さい。
手足口病
下のグラフは手足口病の直近1年間の動向です。
今週も漸減です。
増減を繰り返しながらこの2ヶ月間で増加傾向であることが見て取れます。
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