兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
手足口病とCOVID-19の縦軸は右である点にご留意ください。
COVID-19
8月初旬をピークに報告数が減少し、概ね流行前の状態まで減って来ました。
とは言え現在話題になっているマイコプラズマ肺炎の約20倍の報告数ではあります。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎はやや上昇トレンドのように思われます。
報告数の少なさが現場感と乖離しており、診断に至っていないマイコプラズマ肺炎もそれなりにあるかもしれません。
溶連菌性咽頭炎
3〜4ヶ月の減少傾向の後、ここ3週間は上昇傾向に転じているように思われます。
迅速検査だけで診断しにくいのが溶連菌性咽頭炎の難しさですが、強い喉の痛み・高熱が揃った時は受診されるのがいいでしょう。
手足口病
手足口病も減少にブレーキがかかってきた後、3週連続で増加です。
しばらく推移に留意が必要です。
インフルエンザ
少ない絶対数ではありますが、相変わらず通常の非流行期に比べると高いレベルで推移中です。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症も減少にブレーキが掛かって、やや高いレベルで推移中です。
経過に留意していきましょう。
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