兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
状況が変わらなすぎて手抜きコメントのようですが、一般感染症は非常に落ち着いています。
COVID-19関連
今週から兵庫県の発表データに「宿泊療養」という項目が追加されたのを機に、グラフに掲載するデータを再検討しました。
リニューアルのポイント
- オレンジの点線グラフのPCR陽性者数は1週間の累計です
- 棒グラフの項目(重症・中等症以下・宿泊療養)はいずれも集計日時点での数です
- 棒グラフの項目のうち重症者+中等症以下が集計日時点での入院者数です
- 棒グラフの項目のうち宿泊療養は無症状や軽症で入院治療を要さずホテルで経過観察中の人数です
- 青の折れ線グラフは重症者数が入院者数+宿泊療養数に占める割合です
なお、重症者率はその性質上感染者数が大きく減るフェーズになると大きく上昇し、指標としての有用性を失うため現時点では5/7〜8/4までは表示対象から外しています。
今週の概要
この1週間で検査数は4,654件 → 4,324件と増加から減少に転じました。一方PCR陽性者は240人 → 326人と増加しています。1週間で240人陽性というのは第1波の最高167人のほぼ2倍です。重症者は5人 → 8人と増加し、2名亡くなられています。
第1波収束後の7/2に恐らく第1波で闘病中だったと思われる死亡者が2名報告されていましたが、今回の2名は恐らく第2波によるものであろうと思います。
依然重症者率・重症者数共に第1波に及びませんが、トレンドはいずれも上昇傾向である点は留意しておくべきでしょう。
いよいよお盆の週に入りました。適切な感染対策をしてお過ごしください。
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