兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
※インフルエンザの縦軸は右のものです
今週は大勢に大きな変化はありません。
麻疹
麻疹の報告数は他の感染症より1週ほど遅く現時点の最新データは3/27時点のものです。
新規報告は1名です。このまま収束することが期待されます。
1名の新規発生は東京都の49歳のケースだったようです。
大勢に変わりはなく、年齢群は20代に集中しています。
インフルエンザ
下のグラフはインフルエンザの直近1年間の推移です。
報告数は順調に減少中ですが絶対数は依然集計中トップです。
現場的にもまだまだ見かけています。
COVID-19
下のグラフはCOVID-19の直近1年間の推移です。
2023年5月に5類感染症になったのに伴い定点観測に移行したためグラフは同時期からのものとなります。
先週やや大きく減少した反動か、今週は上昇しました。
現時点のトレンドとしては横ばいと見るのが妥当なように思われます。
溶連菌性咽頭炎
下のグラフは溶連菌性咽頭炎の直近1年間の動向です。
2週連続減少中です。
引き続き注視する必要があります。
RSウイルス感染症
下のグラフはRSウイルス感染症の直近1年間の動向です。
流行期に入ると予想される状況ですが、今週は幸いにして横ばいです。
お子さまは水っぱなを伴うしんどそうな咳、高齢者は鼻詰まりを伴う風邪症状にご留意下さい。
手足口病
下のグラフは手足口病の直近1年間の動向です。
今週は漸減です。
増減を繰り返しながらこの2ヶ月間で増加傾向であることが見て取れます。
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