兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
5/9はGWを挟んでいるため評価対象外とし、5/2時点までのデータで今週は考察します。
インフルエンザは流行期を脱するものと考えられ今週から掲載していません。
また麻疹も4週連続で新規発生はなく、特段の動きがない限り掲載を終了します。
COVID-19
下のグラフはCOVID-19の直近1年間の推移です。
2023年5月に5類感染症になったのに伴い定点観測に移行したためグラフは同時期からのものとなります。
中期的には減少傾向ですが、この1ヶ月はなんとなく横ばいで警戒している印象です。
5/2の定点当たりでは芦屋市4.0、西宮市 1.9、神戸市 2.5と芦屋市の局地的な多さがやや目立ちます。
溶連菌性咽頭炎
下のグラフは溶連菌性咽頭炎の直近1年間の動向です。
溶連菌性咽頭炎は5/2時点で3週連続で上昇です。
再来週移行の動向に注意したいところです。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は4/18以降、漸減中です。
まだ絶対数としては多いので、お子さまは水っぱなを伴うしんどそうな咳、高齢者は鼻詰まりを伴う風邪症状にご留意下さい。
手足口病
下のグラフは手足口病の直近1年間の動向です。
いつものごとく比較的大きく増減しながら推移しており、トレンドとしては増加傾向と見るのが妥当な様相です。
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