兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
今回兵庫県からの5/8分の開示が遅かったため、5/14分と合わせての集計です。
このところ気味が悪いくらい落ち着いていましたが、今週はGW後という事もあり動向があるようです。
まず感染性胃腸炎が急激に上昇傾向に転じています。本症は兎にも角にも手洗いが有効な感染症です。今回のCOVID-19で手洗いの習慣が身につかれた方も多いと思いますので、ぜひ今後も続けて頂ければと思います。
ゴールデンウィークの影響は自粛の緩みといったものではなく、ゴールデンウィーク中に検査・報告されなかった分がゴールデンウィーク明けに報告されるため総じて増加傾向になるという影響はあるでしょう。COVID-19がなくても例年こういった動向をする傾向があります。
COVID-19関連
前回から7日毎の数値の変動で報告しています、。
なお、検査実施人数は右の縦軸を使っていますので他のパラメーターとスケールが10倍異なる点にご注意下さい。
PCR検査陽性者数(赤)は4週間連続で減少傾向です。
入院中や中等症以下の人数も減少傾向が続いており全体としては好ましい傾向と行って良さそうです。
一方、死亡者数がコンスタントに5名/週前後で続いているのが気になるところです。
社会的には緩和のトレンドになりつつありますが、こういった数値がどのように推移していくのか注視したいと思います。
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