兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
一般感染症
感染性胃腸炎は増加傾向を認めます。RSウイルス感染症は著増傾向が続いています。
RSウイルス感染症の確定診断は事実上1歳未満しか保険適応がなく、ある程度1歳以上でも実施されているとしても該当年齢の人口はわずかです。それなのにすべての年齢層を含む感染性胃腸炎の総数を抜いているということは当該年齢での有病率は相当高いと推定されます。
RSウイルス感染症は低年齢ほど重症化に注意が必要です。一方、1歳以上では重症化のリスクも低くなります。
「息苦しそう」な様子に気をつけてあげて下さい。
COVID-19関連
PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(7/1から7/8)で⊿+8人で先週の下げ止まりから上昇に転じています。
今週の動向は要注目ですと先週書きましたが、PCR新規陽性者数・陽性率ともに上昇に転じました。
まだワンポイントなのでこのまま上昇傾向が続くのかは判断しかねるところです。
感染対策を続けましょう
感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻
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