芦屋市近隣感染症情報(7/15)

兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。

一般感染症

感染性胃腸炎は今週は減少し全体的には概ね横ばいです。RSウイルス感染症は著増傾向が続いています
流行しているために検査が多く実施され、結果的に報告数が増えているとしても驚異的な状況です。

RSウイルス感染症は低年齢ほど重症化に注意が必要です。一方、1歳以上では重症化のリスクも低くなります。
「息苦しそう」な様子に気をつけてあげて下さい。

COVID-19関連

PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(7/8から7/15)で⊿+23人と上昇傾向に拍車がかかり、増加フェーズに転じたと見るのが妥当なように思われます。

先週から今週にかけてはPCR陽性者数、陽性率ともに大きく増加しました。
これは明確に第5波に向かい始めたと見るべきでしょう。

現在増加フェーズの第2〜3週です。第4波の同時期は3/18で、PCR陽性者数や陽性率も同程度です。
両者の陽性者全体における年代別百分率を見てみましょう。

同程度のPCR陽性者数ながらその年代別構成比は大きく異なり、70歳以上が非常に少なく、10〜20代が非常に多いことが見て取れます。

これが高齢者のワクチン接種が進んだ結果なのかは分析を待つ必要がありますが、高齢の感染者数が少ないと重症者・死亡者数とも減ることが期待されるのでこの傾向が続くことを願っています。

感染対策を続けましょう

感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻

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