芦屋市近隣感染症情報（8/1）

兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。

インフルエンザの掲載を再開しました。

手足口病とCOVID-19の縦軸は右である点にご留意ください。

COVID-19

COVID-19は7月初旬から急増フェーズに入った後、一気にこの1年で最多となりました。
先週は増加幅に減少を認めたのですが、更に増加幅が減少することはなく推移しています。

1年前の流行の主体はオミクロン株のJN.1という亜系統で､2024年初頭のものはXDQというものでした｡
今回はJN.1から派生したKP.3で､既存のものと比べて公衆衛生上のリスクは変わりないと考えられています｡

溶連菌性咽頭炎は絶対数は少なくないものの中期的には減少傾向と言えそうです｡

ところとどまることを知らない手足口病でした今週も大幅に減少中です｡
重篤化は稀とは言え､今シーズンは皮疹が大きく疼痛を強く感じるケースが多い印象ですので､このまま速やかに収束するのを期待したいところです｡

ヘルパンギーナは2週連続で減少しており､収束に向かうことが期待されます｡

一旦掲載を終了しましたが、今週は再び上昇に転じており掲載としています。
今のところ非常に多くはありませんが、今後の動向には要留意と考えます。