現在HPVワクチンの定期接種を受けられなかった方向けにキャッチアップ接種が実施中です。
2024年度(2025/3/31まで)で終了予定でしたが、条件付きで期間の延長がアナウンスされましたのでお知らせ致します。
HPVワクチンのキャッチアップ接種とは
定期接種の対象期間に接種できなかった方向けに改めて接種機会を提供するもので、定期接種と同様に無料で接種を受けられます。
ちなみに、現在主流のガーダシル9®を任意接種で受けた場合、3回合計で¥9〜10万ほどの費用がかかります。
キャッチアップ接種の対象者は
- 1997/4/2〜2008/4/1生まれ
- これまでのHPVワクチン接種回数が0〜2回
のいずれにも該当する女性です。
キャッチアップ接種の期間延長の背景
- キャッチアップ接種を開始したものの今年度中に3回接種が完了できず、未完了分の接種が自己負担となる
- 今年度中に3回接種が完了できないため接種を開始しそびれている
- キャッチアップ接種希望者の集中による需要に対してHPVワクチンの供給が追いつかず、結果的に2024年度内に接種が完了できない
といった方がおられるため、条件付きで期間延長がなされたようです。
キャッチアップ接種の期間延長の対象者は
「条件」とは下記の2つ目の項目です。
- キャッチアップ接種対象者
- 2025/3/31までにHPVワクチンを1〜2回接種済み
すなわち、2025/3/31までにキャッチアップ接種を開始された方について、3回の接種の完了をサポートするというものです。
対象者には過去にも通知が郵送されていますが、期間延長に伴いこれまでの接種回数に関わらず改めて接種勧奨の通知が郵送される予定です。
対象者であるはずなのにも関わらず通知が見当たらない場合は芦屋市の下記窓口にお問い合わせの上、ご自身が対象者であるかをご確認下さい。
こども福祉部こども家庭室こども家庭・保健センター(予防接種担当)
電話番号:0797-31-0655
キャッチアップ接種の期間延長はいつまでか
- 2025/4/1〜2026/3/31
2025年度末までです。
キャッチアップ接種を受けるには
あしやサニークリニックはHPV実施医療機関のため、当クリニックで接種を受けられます。
まずはこの3/31までに1回接種を受けましょう。
WEB予約からご都合に合わせた日程をご予約下さい。
下記ボタンからWEB予約にアクセスし、診療メニューの「ワクチン①」を選択して予約日選択に進んで下さい。
WEB予約時に「問診票」を開くと接種希望ワクチン申請フォームが開きます(実際の予診票ではありません)。
そちらから接種希望ワクチンの申請も忘れずにお願い致します。
下記ボタンからもフォームが開きます。
定期接種対象者への臨時措置について
昨秋HPVワクチンの需給バランスの傾きによる影響はキャッチアップ接種対象者のみならず定期接種対象者にも及びました。
そのため2024年度で定期接種対象年齢から外れる方に対しては同様の延長措置が取られます。
対象者
- 2008/4/2〜2009/4/1生まれ
- 2024/4/1〜2025/3/31の期間中にHPVワクチンを1回以上接種を受けた
のいずれにも該当されるHPVワクチン接種未完了の方。
期間
残りのHPVワクチン接種を
- 2025/4/1〜2026/3/31
の期間内で受けることができます。
芦屋市のHPVワクチン接種啓発
芦屋市は高島市長などがHPVワクチンのキャッチアップ接種を啓発されています。
Youtubeで分かりやすく解説されていますので是非ともご覧下さい。
「子宮頚がん HPVワクチン キャッチアップ接種のお知らせ あしやトライあんぐる9月前半」/芦屋市広報番組【公式】
「HPVワクチンのキャッチアップ接種 特別番組」/芦屋市広報番組【公式】
FAQ(よくあるご質問)
キャッチアップ接種対象者ですが1回も接種を受けていません。いつまでに接種を開始すればいいのでしょう?
取り急ぎこの3/31までに1回接種を受けましょう。
2025/3/31までに1回でも接種を受けていれば2026/3/31までのHPVワクチンの接種費用は無料となります。
この3/31までに1度も接種を受けなかった場合、HPVワクチンの接種費用は全て自己負担となります。
芦屋市民ではありませんがあしやサニークリニックでキャッチアップ接種を受けられますか?
西宮市・神戸市をはじめ、殆どの自治体は事前申請することで市外医療機関で定期接種が受けられるようになります。
キャッチアップ接種の市外接種についても同様の対応の自治体が殆どで、西宮市民・神戸市民の方をはじめとする殆どの自治体の方があしやサニークリニックでHPVワクチンのキャッチアップ接種を受ける事ができます。
詳細は下記ページを御覧ください。
HPVワクチン接種にはどのような副反応がありますか?
HPVワクチンの副反応は一般的に軽度で、一時的なものがほとんどです。
比較的見られやすい副作用は、接種部位の痛み・腫れ・赤み、筋肉痛、頭痛、発熱などですが、多くの場合その程度は他の筋肉接種ワクチンと同等です。
重篤な副作用は非常にまれです。
Comments are closed