兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
※インフルエンザの縦軸は右のものです
RSウイルス感染症が増加速度を早めつつあり、手足口病も増加傾向になっています。
麻疹
麻疹の報告数は他の感染症より1週ほど遅く現時点のデータは4/9時点のものです。
新規報告は神奈川県で発生の50歳以上の1名のみで幸い頭打ちの様相です。
インフルエンザ
下のグラフはインフルエンザの直近1年間の推移です。
順調に減少中です。
COVID-19
下のグラフはCOVID-19の直近1年間の推移です。
2023年5月に5類感染症になったのに伴い定点観測に移行したためグラフは同時期からのものとなります。
先週のデータではトレンドとしては横ばいと評価しましたが、減少傾向として良さそうです。
なお、定点当たりでみると芦屋市は3.67で、西宮市の1.14、神戸市の2.58と比べると高い水準です。
これがデータのトレンドと現場感が乖離している理由のようです。
溶連菌性咽頭炎
下のグラフは溶連菌性咽頭炎の直近1年間の動向です。
溶連菌性咽頭炎はトレンドは減少傾向のままのように思われます。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は大きく数を伸ばしてきています。
お子さまは水っぱなを伴うしんどそうな咳、高齢者は鼻詰まりを伴う風邪症状にご留意下さい。
手足口病
下のグラフは手足口病の直近1年間の動向です。
今週は増加しており、増加傾向であることが見て取れます。
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