Column
コラム
注射ではない経鼻弱毒生インフルエンザワクチンが2024年度から使用可能になりました。
鼻からの噴霧による接種が最大の特徴で、痛みや不安といった接種時のストレスが注射製剤と比べて格段に少ないことが期待されます。
本稿では経鼻インフルエンザ生ワクチンについてご案内しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2020年から国内で感染者が確認されるようになった新型コロナウイルスによる流行性感染症で、急性期は概ねインフルエンザに類する症状をもたらすのに加え、回復後も一部の感染者には倦怠感・呼吸困難感・認知機能低下などが長期間続く「long COVID」と呼ばれる後遺症をもたらすことを特徴します。
また高齢者や基礎疾患を持つ人に重篤な呼吸器症状や多臓器不全を引き起こすことがあるなど、公衆衛生上一般的なかぜ症候群とは一線を画すべきものです。
新型コロナワクチンは重症化・入院・死亡リスクの低減が図れるもので、本ページではそのご案内を致します。
感染力が非常に強い発熱・発疹性感染症で、時に致死的な合併症をもたらします。
ワクチンは非常に有効で、定期接種導入に伴って国内土着株は排除状態になっていますが、近年は海外からの持ち込みに伴う発生報告が散見されます。
インフルエンザは例年冬季に流行し、発熱・倦怠感・ふしぶしの痛みなど強い症状で患者さんを困らせる流行性感染症です。
ワクチン接種により発症・重症化などのリスク低減を図ることができます。
本稿ではインフルエンザワクチンについてご案内しています。
インフルエンザワクチンや渡航前ワクチンなどの個人の意志・事情で受ける国内で承認された製剤によるワクチン接種を定期接種と対比して任意接種といいます。接種費用は原則的には全額自己負担ですが、ワクチンの種類や自治体によって助成が受けられることがあります。
本ページでは任意接種についてご案内しています。
定期接種とは個人や公衆衛生上重要な感染症について所定の月齢・年齢に実施されるワクチンで、国が策定し、市区町村が実施主体となり予防接種法に基づいて実施されるものです。
こういった性質上、一部のワクチンを除いて接種費用は市区町村が負担し、被接種者は無料で接種を受けられます。
本ページでは定期接種についてご案内しています。
施策などの影響により本来の定期接種対象期間に接種されなかった方向けに、本来の期間外に定期接種として実施する接種をキャッチアップ接種といいます。2023/1/1現在、芦屋市では日本脳炎・ヒトパピローマウイルス・風しんについてキャッチアップ接種が行われています。本ページでそれらについて解説しています。
原則的に成人は高齢者(65歳)になるまで定期接種はありません。ただし特定の病状を有する60歳〜65歳未満の方が受けられる定期接種があります。
当ページでは高齢者の定期接種とともにそれらについてもご案内しています。
小学生から高校生にかけて、男児は日本脳炎ワクチンと2種混合ワクチンが、女児はそれらに加えてHPVワクチン接種があります。
本ページでは小学生〜高校生にかけてのスケジュールについてご案内しています。
1歳になると接種スケジュールはやや余裕が出てきます。と同時に接種もれしやすくなってきますので前もってスケジュールを立てておくのがお勧めです。
当ページでは1歳時のスケジュールについてご案内しています。