兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものを若干のコメントをつけて配信しています。
※インフルエンザの縦軸は右のものです
RSウイルス感染症が増加速度を早めつつあり、手足口病も増加傾向になっています。
麻疹
麻疹の報告数は他の感染症より1週ほど遅く現時点のデータは4/9時点のものです。
新規報告は0名で、前週1名だったのが0名に修正されたようです。
インフルエンザ
下のグラフはインフルエンザの直近1年間の推移です。
順調に減少中です。
COVID-19
下のグラフはCOVID-19の直近1年間の推移です。
2023年5月に5類感染症になったのに伴い定点観測に移行したためグラフは同時期からのものとなります。
減少傾向が続いています。
定点当たりでは芦屋市・西宮市・神戸市ともに2.5未満で似たような報告数です。
溶連菌性咽頭炎
下のグラフは溶連菌性咽頭炎の直近1年間の動向です。
溶連菌性咽頭炎は2週連続で上昇しており、来週移行の動向に注意したいところです。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は急増から一転して減少しました。
GWを経るためしばらく報告数が実態と乖離しやすい時期になりますが、今後の動向に注目が必要です。
お子さまは水っぱなを伴うしんどそうな咳、高齢者は鼻詰まりを伴う風邪症状にご留意下さい。
手足口病
下のグラフは手足口病の直近1年間の動向です。
今週は比較的大きく増加しました。
トレンドは増加傾向であることが見て取れます。
Comments are closed