兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。
一般感染症
感染性胃腸炎は全体的に概ね横ばいです。RSウイルス感染症は増加傾向が続いています。
RSウイルス感染症は低年齢ほど重症化に注意が必要です。一方、1歳以上では重症化のリスクも低くなります。
「息苦しそう」な様子に気をつけてあげて下さい。
COVID-19関連
PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(7/15から7/22)で⊿+48人と上昇傾向が強まっていおり、早晩第5波と言われるようになるでしょう。
先週から今週にかけてはPCR陽性者数、陽性率ともに倍増近くになりました。
現在増加フェーズの第3〜4週です。第4波では3/25頃に相当します。
両者の陽性者全体における年代別百分率を見てみましょう。
年代別構成比は大きく異なり、依然70歳以上が非常に少なく、10〜20代が非常に多い状況です。
これが高齢者のワクチン接種が進んだ結果なのかは分析を待つ必要がありますが、高齢の感染者数が少ないと重症者・死亡者数とも減ることが期待されるのでこの傾向が続くことを願っています。
感染対策を続けましょう
感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻
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