芦屋市近隣感染症情報(9/16)

兵庫県感染症情報センターからリリースされている週報から芦屋市・西宮市・神戸市の情報をピックアップして集計したものと、兵庫県のCOVID-19関連のデータを集計したものを配信しています。

一般感染症

手足口病・ヘルパンギーナが高水準を維持しています。

近年エンテロウイルス類感染症で教科書的でないケースをしばしば経験しますが、手のひらや足の裏の赤いポツポツや、口内炎、口腔内の赤いポツポツにご注意下さい。

COVID-19関連

PCR検査の新規陽性者数はこの1週間(9/9から9/16)で⊿-298人と大幅な減少が続いています。延長された非常事態宣言が解除される2週間後にはほぼボトムまで下がっていると予想されます。

懸念された急激な死亡数の増加は今週も第5波としては高い水準を維持しています。今後の推移にも留意が必要な様相です。

陽性者全体における年代別百分率を見てみましょう。

  • 10歳未満の増加傾向
  • 70歳以上の増加傾向

といった傾向を両者の中間世代がダイナミックに減っているため認めています。

また高齢者の動向に伴って重症率も漸増中です。
10歳未満が増加中とのことで、小学生以下のお子様がおられる家庭はご留意下さい。

感染対策を続けましょう

感染者から咳などでダイレクトにウイルスをもらうのは「直接感染」です。これはマスクやメガネなどでブロックしましょう。
どこかに付着したウイルスが自分の手を介して感染するのは「間接感染」です。これは手指衛生(手洗い・アルコール消毒)でブロックしましょう。
3密は本来リスクが高くないものまで高くしてしまう状況です。やるべきことはこれまでと同じです。粛々となすべきことをなしましょう💪🏻