Column

コラム

高血圧とは血圧が140/90mmHgを超えた状態で、生活習慣、遺伝的要因、加齢といった要因が複合的に重なって生じるものと考えられています。脳卒中や心臓病といった突然ライフプランの突然の変更を余儀なくされる疾病のリスクを高める一方、治療により上昇したリスクの低減が図れるため適切な対処が求められる疾患です。
動脈硬化症は若いときはゴムホースのように柔軟だったのが血管壁の変性によって柔軟さがなくなったり、コブができるなどする病態です。 その結果として狭心症・心筋梗塞・脳卒中といった動脈硬化性疾患を合併し、死亡やQOL低下のリスクが高まることが問題となります。 原因としてしばしば生活習慣病などが挙げられますが、すべての人に平等に降りかかる加齢もまた原因として挙げられます。 本症を正しく理解して上手に付き合っていきましょう。
伝染性単核症は、EBウイルスをはじめとするウイルス感染に伴い、発熱・咽頭痛・頚部リンパ節腫大・肝障害などをきたす感染症です。一般的に耳馴染みはないかもしれませんが臨床現場ではしばしば見かける日常的な感染症です。 本ページでは伝染性単核球症について簡単に解説しています。
新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)は日常的にみかける急性上気道炎(風邪)程度だったり、インフルエンザ様だったり、肺炎になったりと非常に多彩な臨床像を呈します。また合併症も様々でその全貌は未だ明らかとは言えません。 本ページではプライマリケア領域にフォーカスして解説しています。
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)について『鼻アレルギー診療ガイドライン(2020年版)』に基づいてプライマリケアの視点から解説します。
百日咳菌感染による特徴的な咳発作を伴う急性呼吸器感染症です。 しつこい発作性の咳と、これに続く笛のような呼吸音を伴うことがあります。 特に年少児は致死的な経過になることがあり注意が必要です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止は喫緊の社会的課題です。 私たちは医療機関が感染拡大の場にならないよう最大限に配慮しつつ、発熱・風邪・胃腸炎症状の患者様を診療を行っています。
例年冬に流行することでお馴染みのインフルエンザ。発熱・倦怠感・節々の痛みなど強い症状で患者さんを困らせます。また強い感染力で広まりやすく、社会活動にも無視できない影響を与えます。知っているようで実は知らない。そんな本症についてわかりやすく解説します。
比較的軽度の発熱と、名前のごとく手・足・口に皮疹を認めるウイルス感染症でいわゆる夏カゼの一つとして流行します。 手足口病の好発年齢、症状、登園・登校などについてわかりやすく解説しています。