Column
コラム
注射ではない経鼻弱毒生インフルエンザワクチンが2024年度から使用可能になりました。
鼻からの噴霧による接種が最大の特徴で、痛みや不安といった接種時のストレスが注射製剤と比べて格段に少ないことが期待されます。
本稿では経鼻インフルエンザ生ワクチンについてご案内しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2020年から国内で感染者が確認されるようになった新型コロナウイルスによる流行性感染症で、急性期は概ねインフルエンザに類する症状をもたらすのに加え、回復後も一部の感染者には倦怠感・呼吸困難感・認知機能低下などが長期間続く「long COVID」と呼ばれる後遺症をもたらすことを特徴します。
また高齢者や基礎疾患を持つ人に重篤な呼吸器症状や多臓器不全を引き起こすことがあるなど、公衆衛生上一般的なかぜ症候群とは一線を画すべきものです。
新型コロナワクチンは重症化・入院・死亡リスクの低減が図れるもので、本ページではそのご案内を致します。
HPVワクチン キャッチアップ接種のお知らせ
キャッチアップ接種とは
芦屋市では現在、HPVワクチンのキャッチアップ接種を実施中です。キャッチアップ接種は、定期接種の機会を逃した人々に対して、再度接種機会を提供するものです。 対象者
1997年4月2日〜2007年4月1日生まれ
これまでのHPVワクチン接種回数が0〜2回の女性
対象者には5月中旬に通知が郵送されています。今年度をもって終了するため、早めに接種を開始してください。 HPVワクチンの概要
HPVとは?
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんの原因となるウイルスです。 ワクチンの効果
HPVワクチンは、HPV感染による前がん病変やがんの発生を予防します。性交未経験のうちに接種するのが理想的です。 安全性
HPVワクチンの安全性は、多くの臨床試験と実際の使用実績から確認されています。WHO、CDC、NCIも特段の懸念はないとしています。 キャッチアップ接種の背景
2013年に接種後の体調不良事例が報告され、厚生労働省が接種勧奨を一時中止したため、多くの人が接種機会を逃しました。 安全性についての抜粋
「HPVワクチンは、アナフィラキシーが1.7回/100万回の頻度で発生するものの、その他の副作用は確認されておらず、極めて安全です。」 よくある質問(FAQ)
芦屋市民ではないのですが、あしやサニークリニックでキャッチアップ接種を受けられますか?
HPVワクチン接種にはどのような副反応がありますか?
HPVワクチンの種類とキャッチアップ接種について教えてください。
接種スケジュールについて教えてください。
2024年8月より、芦屋市の帯状疱疹ワクチンの助成が開始されます。
現在助成開始前ですが、2024年4〜7月の接種に対しては償還払いされます。
また、西宮市は2024年4月から助成が開始されており、あしやサニークリニックで接種を受けられた場合も西宮市内の医療機関で接種を受けられたのと同様に助成が受けられます。
報道の通り現在国内で麻しんの発生が報告されており、これに伴う麻しんワクチン接種の問い合わせが相次いで […]
インフルエンザは例年冬季に流行し、発熱・倦怠感・ふしぶしの痛みなど強い症状で患者さんを困らせる流行性感染症です。
ワクチン接種により発症・重症化などのリスク低減を図ることができます。
本稿ではインフルエンザワクチンについてご案内しています。
インフルエンザワクチンや渡航前ワクチンなどの個人の意志・事情で受ける国内で承認された製剤によるワクチン接種を定期接種と対比して任意接種といいます。接種費用は原則的には全額自己負担ですが、ワクチンの種類や自治体によって助成が受けられることがあります。
本ページでは任意接種についてご案内しています。
定期接種とは個人や公衆衛生上重要な感染症について所定の月齢・年齢に実施されるワクチンで、国が策定し、市区町村が実施主体となり予防接種法に基づいて実施されるものです。
こういった性質上、一部のワクチンを除いて接種費用は市区町村が負担し、被接種者は無料で接種を受けられます。
本ページでは定期接種についてご案内しています。
施策などの影響により本来の定期接種対象期間に接種されなかった方向けに、本来の期間外に定期接種として実施する接種をキャッチアップ接種といいます。2023/1/1現在、芦屋市では日本脳炎・ヒトパピローマウイルス・風しんについてキャッチアップ接種が行われています。本ページでそれらについて解説しています。
原則的に成人は高齢者(65歳)になるまで定期接種はありません。ただし特定の病状を有する60歳〜65歳未満の方が受けられる定期接種があります。
当ページでは高齢者の定期接種とともにそれらについてもご案内しています。