帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は体内に潜んでいた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化して発症する皮膚疾患で、皮膚症状と不快な神経痛を生じ、時に非常に強い皮疹を生じたり神経痛が長期に渡ることがあります。
抗癌剤治療や免疫抑制剤による治療や、はたまた風邪などの感染症や仕事などによる過度の疲労状態など、いわゆる免疫抑制状態で発症しやすいとされます。
帯状疱疹の発症予防にはワクチン接種が有効であり、近年接種される方が増えてきています。
帯状疱疹とは
神経の走行に沿っていくつもの水疱が生じ、「ズキズキッ」とする非常に不快な痛みを伴う皮膚疾患です。
下記ページで詳細を解説しています。
帯状疱疹ワクチン
国内では帯状疱疹予防のためのワクチンとして
の2種類が接種可能です。
乾燥弱毒生水痘ワクチンは元々水痘ワクチンとして小児の定期接種でも用いられているものですが、2016年から50歳以上に対する帯状疱疹予防目的での接種が可能になりました。
乾燥組換え帯状疱疹ワクチンは2018年に50歳以上に対する帯状疱疹予防目的で市販されました。
両者の違いは下記表を御覧下さい。
ポイントは乾燥弱毒生水痘ワクチンは接種が1回で済んで比較的安価であること、乾燥組み換え帯状疱疹ワクチンは有効率で水痘ワクチンを圧倒していることです。
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチンは高価ですが10年間は十分な効果が続くと見込まれているため、1年間あたりで言えば¥4,000〜¥4,600とインフルエンザワクチンよりやや高額程度という風にも考えられます。
帯状疱疹ワクチンを受けるには
取り扱い医療機関で接種を行っています。
あしやサニークリニック内科では原則ご予約頂いてから取り寄せており、通常3診療日以上前のご予約をお願いしています。
乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン
¥ 19,960/回
乾燥弱毒生水痘ワクチン
¥ 7,020/回